片刃のカミソリ : 必要度数5
孔雀の羽の切断、整形に必要です。Amazonで購入可能です。
オルファ 特専黒刃 中(片刃のカミソリが手に入らない場合)
後藤様より、以下のような情報を頂戴しました。
羽根を二つ割り・四つ割りする時にカミソリを使うと、たまに曲がってしまうことがあり、普通のカッターの刃だと曲がらない代わりに中綿がぼそぼそになってしまいます。ところが『オルファ 特専黒刃 中』というカッターの替え刃は厚さが極薄0.25ミリで切れ味も非常によく、カミソリと普通のカッターのいいとこどりでオススメです!(注)特専黒刃 大は刃が厚いの注意して下さい。
情報および掲載の許可を頂戴し、ありがとうございました。ご好意に深く感謝申し上げます。
紙ヤスリ : 必要度数5
ボディの成形には、主に240番を使用します。白色と黒色がありますが、私個人の意見では、黒色の方が好みです。
下塗りの1回目では、1000番、下塗りの3回目では、1200番、下塗り4回目、5回目では、1500番、上塗り2回目以降5回目までは、2000番を使用します。ホビーショップにある廉価な物で十分です。
デザインナイフ : 必要度数5
竹足の削り出し、ソリッドの削り出し等、たいへん鋭利なナイフで、アートナイフとも呼びます。
刃は薄く欠けやすいので、切れ味が悪くなったと感じたら、まめに替刃と交換しましょう。DIYショップにあります。
ハサミ各種 : 必要度数5
紙ヤスリを切り分けしたり、細工したりするのに使用します。細工用は鋭利さが要求されますので、紙ヤスリ用と併用しないで下さい。
筆ペン、シャープペンシル、マジック : 必要度数5
筆ペンは、手書きの銘を入れる時に使用します。
シャープペンシルはボディの成形時、羽根に寸法を仮書きする際に使用します。
マジック(細)は、羽根を切断した際に、どちらが下部であるか印をつけるのに使用します。また、トップの細工塗りにも重宝します。
特別なものは何もなく、一般的な市販の物で十分です。
ミシン糸 : 必要度数5
羽根の仮巻きの際に使用します。50番手が使いやすいように思います。綿100%のものが、仮巻き時に滑らず、使いやすいように感じています。
丸形ヤスリ : 必要度数5
千枚どおしと併用して、羽根と足を接続する際に、足の印籠継ぎ部分にあたる羽根の整形に使用します。模型店においてある精密用が使いやすいです。
ノギス(プラモデル用) : 必要度数4
羽根の直径を正確に計測するための物で、0.05mm単位で計測が可能です。タミヤから発売されているものが、安価で使いやすいです。模型店にあります。
マスキングテープ(プラモデル用6mm幅) : 必要度数4
仮止めの糸止め、塗装のマスキング等、多用途に使用します。模型店にあります。私はタミヤからでている6mm幅を愛用しています。
カッティングマット : 必要度数4
竹足、ソリッドの削り込みの際の台に使用します。DIY店にあります。A4版もしくはB4版が使いやすいようです。
千枚通し : 必要度数3
丸形ヤスリと併用して羽根と足を接続する際に、足の印籠継ぎ部分にあたる羽根の整形に使用します。100円ショップにあるもので十分です。
ものさし : 必要度数2
トップとボディをつなぐソリッドの寸法取りに使用します。DIYショップにあります。
2つ割り台 : 必要度数4
2枚合わせのヘラウキを作る際に、羽根を2つ割するのに使用します。
写真の物は、サンコー商会さんの2つ割り台です。
サンコー商会さんのURLは以下のとおりです。
加工台 : 必要度数2
孔雀の羽根のカットの際の台に使用します。DIY店にある、ほうの木の板材が個人的には、使いやすいように思います。
色紙(黒) : 必要度数2
上部のボディの成形時に、左右対称に削れているか確認のために使用します。文具店やホビーショップにある廉価な物で十分です。
極小円定規(ステッドラー製): 必要度数2
羽根の足との接続部分の径や最大径を測るときに便利です。大手の文房具店にあります。
マスキングテープ(プラモデル用2mm幅) : 必要度数1
曲面をマスキングする際に使用します。上記のタミヤ製6mm幅は紙製ですが、こちらはビニール製で伸縮します。模型店にあります。
四割り器具 : 必要度数1
大阪府東大阪市の「泉舟工房」さんで販売しています。構造としては、2片の木材があわさっており、片刃のカミソリ1枚程度の極薄いスキマがあります。斜めの木材を移動させることにより、羽根を保持する仕組みとなっています。また、左右均等なため、そのスキマが丁度センターになるようセットされております。
これにより、手作業でやるより、正確に早く羽根を割ることができます。
特に、1本取りの足側はテーパーが長いため、なかなか正確に2つに割ることが困難でしたが、これを使うことにより、かなり正確にかつはやく2つ割りできるようになりました。
入手方法は、巻末資料を参照願います。
竿の口栓作り用にと購入したのですが、足に使用する竹、カーボンの削りだし、瞬間接着剤のカス取り等、適度な回転速度、また、手元で回転速度が調整できる等、非常に便利です。
別売のドリルチャック(ドリルチャック専用シャフトNo.27086、ドリルチャックNo.28122)を装着することにより、0.8mmから6mmの丸材を正確に固定することができます。
入手方法は、こちら を参照願います。
以上
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